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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 翻字(ほんじ、transliteration)とは、言語学において特定の言語を記した文字表記を別の文字(多くの場合ラテン文字・稀にキリル文字)による表記に移すことをいう。翻字は印刷物の発行する際などに技術的な問題や読者の便宜のために行われる。 ロシア語を記したキリル文字やギリシア語を記したギリシア文字や朝鮮語を記したハングル等をラテン文字に移すことが転写に該当する。広い意味で転写に属するが、ある言語の音声や音韻を文字で表記する音訳 (transcription) と区別するために、最近では翻字という用語を用いる場合が多い。字訳、文字転写ということもある。 対1対応の原則 翻字は、ある文字で書きたいのだがそれができないので仕方なく別の文字によって書くという場合に行われる。よって、厳密な意味での翻字は文字と文字の対応が1対1で、元の文字による文字情報が100%失われずに保たれるようなものでなくてはならない。つまり、翻字された文章から元の文章を復元できなくてはそれは翻字とはいえないのである。このように翻字は文字と文字を1対1で対応させるのを原則とするが、実際には一方の文字1字に対して他方の文字2字・3字に対応する場合もある。例えば、ギリシア文字「θ」をラテン文字へ翻字する場合、通常は「th」の2字に翻字する。 音の無視 翻字はあくまで文字を移し換えるのであって、当該言語の音は必ずしも反映されない。例えば、ロシア語 сегодня [sʲɪˈvodnʲə](今日)の翻字は「segodnja」である。キリル文字「г」はこの単語の場合 [v] と発音される(通常は [ɡ] と発音される場合がほとんどである)が、翻字においてはこの文字をラテン文字「g」に1対1で対応させる決まりなので「sevodnja」とはしない。 (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より) PR |
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